
環境省は、清涼飲料水などのペットボトルにデポジット(預かり金)を上乗せ販売し、回収・洗浄して繰り返し使うよう促す「リターナブル化」を進める方針を固めたようです。いわゆる廃棄物を減らして温暖化対策にもつなげる狙いで、具体的な方法を検討する研究会を今年3月に発足させます。業界の反発も予想されますが、容器包装リサイクル法の改正などで、3年以内の導入を目指すとのこと。
リターナブル・ペットボトルは、ドイツや北欧諸国などが導入しています。1本15〜25ユーロセント(約25〜40円)のデポジットを徴収し、商店などで回収時に払い戻しています。数年前にヨーロッパへ旅行へ言った際に、この事実を知り、日本のリサイクルは本当のリサイクルではないと感じました。ちなみに、デポジット方式は、国内でも一部のガラスびんなどで行われています。
全国地球温暖化防止活動推進センターの試算では、国内の飲料容器をすべてリターナブル化した場合、原料調達から廃棄までに排出される温室効果ガスが、現状の10分の1程度に減るという。
しかし、回収の手間や洗浄コストがかかることなどから、ペットボトル業界などは導入に反対してきた。
研究会では、洗浄方法など品質保持策や回収システムの検討を進める。繰り返し使うには、ペットボトルの肉厚を厚くして耐久性を高める必要があり、成分によっては容器に吸着し、衛生上の問題が生じる恐れもあるからだ。さらに、再使用に伴う運搬や洗浄で生じる環境負荷がどれくらいかも検証する。
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